年が明けて 店を開けて 早6日。
通りを歩く人がいない。ここは 一応商店街だ。
いろんなことがあって 自粛しているといっても
大型店や ドラッグストアに行くと 溢れんばかりに
人がいる。
もうあかんのかな・・・商店街の終末か。
2012年の年頭に こんな後ろ向きなことを書いては
いけない。
「おさびし通り」なんて タイトルを書いてしまったけど
それでよしと思っているわけではない。
年の初めに 連れ合いの本棚に「龍は眠る」という本を見つけて
初めて 宮部みゆきの本を読んだ。龍年だし・・・と思って。
これが面白くて 次は「返事はいらない」「魔術はささやく」
「淋しい狩人」と立て続けに読んでしまった。
それから 図書館に行ったら「小暮写眞館」があったので
借りてきた。分厚い本を三日かけて読んだ。
「小暮写眞館」は もう店主が亡くなって廃業した建物の
古い看板もそのままに住み始めた家族の話だけれど
(私自身はとても感じ入り読んだ本ですが あらすじや
感想を書くのは苦手なので 書きません)
登場人物たちが生き生きしているからか 同じように
末期症状の商店街が この「小暮写眞館」という場を得て
再生していくような気がした。
シャッター通りから 空き地通りになっていく「おさびし通り」を
何とかしたい!と決意したいと思う。
ややこしい表現やね。
何歩進めるかわからんけど とりあえず一歩です。