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お風呂の中で歌う唄
これは愛唱歌と言うのだろうか。いつも歌っている。
ただあまり大きな声で歌うと近所迷惑ということでひかえめに。

「七色の谷を越えて 流れていく風のリボン 輪になって輪になってかけて行ったよ 春よ春よとかけて行ったよ」(作詞 江間章子 作曲 團伊玖磨)

私は高校時代は三年間美術を選択したので 音楽の授業がなかった。美術の短大に入ったら音楽の授業があったので 土曜日の朝一に一人で出かけた。寮の同室の三人はまだ眠っていたような・・・
そこで歌って覚えたのが「花の街」という上記の歌だった。先生の名前も他の歌も何も覚えていなくて ただこの歌だけがリピートされ続けている。
一番、二番は 明るい光の中にいるみたいなのに 三番はなぜか寂しい。大好きな歌です。

もちろん歌うのはお風呂の中ばかりではないけれど お風呂の中では響くから気持ちよく歌えるのだな。
時々「アマリッリ」も歌ってみる。せっかく覚えたイタリア語の歌を忘れないように。
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# by paopaoy | 2016-05-11 23:46 | 音・楽 | Comments(0)
燃え尽きた、かも
あるいは「抜け殻」か。よく言われていることだけど まさか自分がそういうことになるとは思ってもいなかった。店を閉めて26日。何も手につかない。片付けているつもりだけど心ここにあらず・・・ってか。

4月8日に体からのお知らせがあって血圧が上がっていることに気がついた。血圧にはいろいろとおまけがついていた。おそらくそのほとんどが父からの体内遺産だろうと思われる。ありがとう、おとうちゃん。
眼圧も血圧もその他諸々、毎日薬を飲めばいいのです。仲良くつきあっていきます。

遺産と言えば、4月いっぱいで店で借りていた車庫をお返しするので片付けていたら 棚の上に何十年もの間埃にまみれた分厚くて細長い硝子がたくさんでてきた。拭いてみたけど使えないし捨てるしかない父の置き土産。本当に硝子が大好きだったんだね。店の中にもいっぱいある。店の棚はほとんどが硝子だった。
天井には数え切れないほどのフックがついている。

父が作り上げてきた店を片付けていたら 父と過ごした日々が甦ってきた。串本に帰って来てから父が亡くなるまでの8年間。認知症になってからのほうが長かったけど そばにいて見ていられたことが私にとって一番の父からの贈り物なのだと思っている。ありがとう、おとうちゃん。

もうすぐ七回忌の法事をするから みんなが帰って来るよ。
そうそう燃えつきた、なんて言ってられないね。がんばろう。
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# by paopaoy | 2016-04-26 16:09 | 父のこと | Comments(0)
ピアノと血圧
金曜日の夜はピアノのお稽古で 毎日弾いているのだから大丈夫と思っても 先生の前に行くと緊張してうまく弾けない。
一人で弾く時はなんとか弾けても 二台のピアノで先生と連弾になると ますますあせってしまって間違える。

これではいつまでたっても発表会は無理だね、と自覚している。
それどころか、昨夜はもっと大変なことになってしまった。
ソナチネ4番の半分が やっと終わって次のところを先生に弾いていただいたら とんでもなく難しくて こんなの弾けないよと思っていたら「右手で弾いてみなさい。」と言われて 目は楽譜を追いつつ右手はたどたどしくも鍵盤を辿り弾いていたら 急に額から汗がぽたりと流れ 眠くもないのに生欠伸が出始め 胸のあたりがもやもやとなり 困ったことに下腹がしくしくと痛くなり もうギブアップ!なのに とにかく終わりまで弾かなくちゃと必死なのでありました。

弾き終わったら 先生が「何だか疲れた顔してるわね。」とおっしゃって 私は「ありがとうございました。」というのがせいいっぱいで 車に辿り着いたものの動けなくて ふと思い出したのは この近くに知人のKさんがいる!ってこと。
すぐにTELしてお邪魔した。ちょうど出先から帰ったばかりだそうで 助かりました。
トイレをお借りして 熱いお茶まで入れていただき本当にありがとうございました。
 
Kさんは 私の様子を見て「それはもしかして血圧が急に上がったのではないかしら。」ということで 確かに更年期の頃にこういうことが多々あった。久々に極度の緊張に体が「もう無理だよ。体は限度を超えてるよ。」と反応したのだろう。
私の意識より体のほうが正直だったのだと思う。

店を閉めてからの私は空回りばかり。無駄な動きばかりしていた。
疲れているのにじっとしていられなくてうろうろしていた。
さすがに今日はもう動けなかった。

でもピアノはやめないよ。ぼちぼちやります。難しいのが面白いと思えるので。
先生の前で緊張しない!というのが 今後の目標・・・かな。
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# by paopaoy | 2016-04-09 21:02 | 生活 | Comments(0)
呆然と
意想外というのではなく わかっていたはずなのにやっぱり呆然としている。
どうしていいかわからなくて、ぼんやりしている。
片付けなければいけないことがいっぱいあるのに 何も手につかない。
店を閉めてもうすぐ一週間。

困ったね。なのに毎日、自転車で走り回っている。
一体私はどこへ行こうとしているのだろう。
頭と心と体が繋がっていないのだろうか。
あるいは「抜け殻」か。本当にからっぽになってしまった店の中で まだ動けないでいる。
気持ちが。

ちょっと待ってね。一息ついたら また一歩出られるかな?
14年間、ここにいたら色んな人たちに出会えた。ありがとう!
私は確かに支えられています。 
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# by paopaoy | 2016-04-06 22:05 | 気持ち | Comments(0)
朗読の時間です
久しぶりに図書館に行った。なかなか読めなくなってしまって遠ざかっていた。
今回は「詩」を読むことにした。本棚に大好きな茨木のりこさんの小さな詩集をみつけたのだ。
それは「わたくしたちの成就」 そっと大切に読むことにする。

それから 三好達治の「雪」
  太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
  次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。

童話屋の田中和雄さんのこの小さな詩集が私は好きです。
 
三好達治の詩は中学生の頃から声に出して読むのが好きだった。
上手に読めたら 朗読と言えるのだろうけど。

そういえば ポエトリーリーディングの会というのを開いてみたいと思ったこともあったけど
田舎にいて 人見知りなどしていたら とうとう何もできないままだった。

もう一冊。加島祥造「求めない」 これは自分に聴かせるために声に出して詠むことにする。
たった一人の朗読の時間です。
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# by paopaoy | 2016-03-29 23:31 | 詩歌 | Comments(0)
こどものおばちゃん
これは14年前のこと 広島から帰って来て実家の店を手伝うようになって 隣の八百屋の娘で当時小学4年のNちゃんと話をするようになった。
「夏休みにどんな本を読むの?」と聞いたら「チヌロップのきつね」と言うので「きつねの話よね。可哀そうで泣いた。」と言うと 目を丸くして「おばちゃん こども?」と言うのだった。
それから彼女は 私のことを「こどものおばちゃん」と呼び遊びに来るようになった。大人になると絵本を読まなくなるのか、絵本は大人の本じゃないとこどもの方が思っているのか、絵本の話をするおばさんが Nちゃんには不思議だったのだろうか・・・
この話は以前(2002年~2003年)の手書きの「海風通信」に書いてあった。
 庄原の絵本牧場ごんぼの玉ちゃんに読み聞かせしていただいた「チヌロップのきつね」 見ながら聞きながらポロポロ涙がこぼれたのを懐かしく思い出します。

もう14年になるんだね。今日久しぶりに会ったYさんから Nちゃんが結婚して大阪にいると聞いて「こどものおばちゃん」という呼び声がよみがえったのだった。
今はもう隣に八百屋はなく「こどものおばちゃん」は「こどものおばあちゃん」になり店を閉めます。
色んなことがあった14年だったね。Nちゃん、楽しい思い出をありがとう!お幸せに、ね!
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# by paopaoy | 2016-03-10 23:56 | 気持ち | Comments(0)
店がからっぽになっていく
閉店を3月31日に決めたのは 残っている商品を売ってしまうということが難しいことと思っていたからだった。そう簡単には売れないだろう、たくさん残ってしまったらどうしよう、と正直頭を抱えていた。
ところが1月4日から半額セールを始めたら あれよあれよと売れていったのだった。
と言う訳で 店の中の商品が大幅に減り寂しいほどになってきた。ありがたいことでした。

3月になって 店にいても誰も来ない時間もあり 思い切って店を閉め(短時間です) 姉のグランドピアノを弾きに通っている。ペダルを踏むのよ。店の近くにあるから30分程使わせてもらう。ありがとう!おねえちゃん。
おかげさまで なんとかペダルを踏むタイミングがつかめてきた。
ブルグミュラーの「アベマリア」とソナチネ4番。楽譜にはペダルがないのに先生が印を書いて練習するようにとおっしゃるので。右手と左手が違う動きをする上に 目は楽譜を見て 右足はペダル、頭は真っ白ってか。

店はからっぽ。頭は真っ白。これからのことを考えたら お先真っ暗・・・か。
いいや!(これはそれでよいというのではなく いいえ!)負けへんで。まだまだこれからや!
店も 自分もからっぽになって もう一回仕切りなおしや。と思うことにする。

ピアノも三味線もお稽古したら 人より時間がかかるけど弾けるようになった。肝心なことは 簡単にあきらめてしまわないこと、だと思う。
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# by paopaoy | 2016-03-06 16:49 | 気持ち | Comments(0)
100円玉貯金
最初は自転車を買おうと思って貯め始めたのだ。一日に100円玉を一つ、小さな缶に入れる。一ヶ月ほぼ3000円。一年で36000円貯まるといいな・・・と思って。ただ持っていると困った時に使ってしまって何程も貯まらなかった過去がある。
昨年3月末から信用金庫の通帳に入れることにした。毎月順調に貯まっていって嬉しかった。
10月に自転車のペダルを踏み外してこけて痛い目にあった。もう自転車は無理だなと思った。60過ぎてスポーツタイプの自転車に乗って国道を走るなんてできない・・・すっかり弱気になってしまった。

昨年6月からピアノのお稽古を始めた。家では子供用のキーボードを使い、店ではロールピアノを弾いていたけれど 進むにつれてペダルを使うことになり 困った。キーボードとロールピアノにはペダルがない。
今すぐは無理だけど 100円玉貯金が貯まったら中古でいいから電子ピアノが欲しいと思った。

計算してみたら 1月はがんばって200円ずつ貯めて、2月はもっとがんばって300円ずつ貯めたから 思っていたより多く45500円ではないか!三月分を入れれば予定額の中古の電子ピアノ購入資金50000円達成だ。とはいえ 店をやめて浪人となる身で まだ就職も決まらず はっきり言って60過ぎて仕事があるのかどうか・・・そういう時に ピアノが欲しいなんて 全く能天気なことで 落ち込んでしまう。

自転車のペダルに泣き ピアノのペダルに泣く あほな私。実はもうすぐ61になる。
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# by paopaoy | 2016-02-29 23:57 | 生活 | Comments(0)
プラスとマイナス
お金の話ではなく 気持ちの問題だから「ポジティブ」とか「ネガティブ」とかいうのかな・・・
閉店が間近になり 半額といえど商品が減ってくると私は嬉しいのだけれど お客さんには「もうこれだけしかない、買うものがない、つまらない」という状況になってきているのだと思う。今さら仕入れにも行けないし このまま閉店まで突き進むぞ!と思うのだけれど 先日、とても嬉しいお客さんに出会った。
残っている商品の一つ一つを面白く、楽しく、喜んで見てくださるのだ。串本より田舎から来たから 見るものが珍しく面白いと・・・これは何?あれは何?と たくさん選んで買ってくださった。

店に入って来るなり「もう何も残ってないね。買うものがない。」と帰って行かれる方も多く 私は正直なところ随分とめげていた。誠心誠意お客さまと向き合うということに疲れ果てていた。だから商売がへたな訳だしやめるのだけれど。私の中には適当というのがなかった。

プラスというのは足りること。マイナスは不足の気持ちでとんがっている。プラスの人は丸くて マイナスの人は針で突き刺してくる感じだなと思った。離婚する時と閉店する時は 人の気持ちがストレートに伝わってくるようだ。誰もが丸くはなれないということはわかっている。針を持っている人の方が圧倒的に多い。
自分が気がついていないことの方が多いと思うけど。
私はもう プラスでもマイナスでもなく 無というものになりたいかなと思う。何もなくていい。ただ漂っている人でいようかと思う。気配を消して。
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# by paopaoy | 2016-02-21 20:11 | 気持ち | Comments(0)
店を閉めるということは
粛々と進んでおりますが あぁ大変、もう大変なのであります。覚悟はしておりましたが 責任を背負っているのであります。祖母から父、母と続いてきた店を「閉店」にしてしまうのですから なんだか後ろめたくもあり けれども これ以上は続けていけない事情というものもあり 複雑であります。

2月9日に化粧品を片付けて 10日からは棚には何もなく さっぱりと何もなく あっけない別れでありました。
1月4日から 化粧品と委託販売の衣料品以外は半額のセールをしていたので 冬の帽子も手袋もマフラーやスカーフ、ソックスやタイツも すっかり売り切れて あとは趣味の雑貨やカードなどが残っているけれど寂しいほどにガラガラなのです。
セールを始める前は 売れ残ったらどうしようと思っていましたが ありがたいことによく売れました。半額の力は凄いものです。びっくりしました。
今までは ほとんどが化粧品のお得意様ばかりで はっきり言って雑貨はなかなか売れなかったので たとえ半額といえども 今まで見たこともない知らない人たちが大勢いらっしゃって 商品が売れるという経験をさせていただきました。私は全く商売のできない商売人だったのだと実感しました。

今は店を片付けるという作業を少しづつ始めています。空箱のなんと多いこと!燃えるゴミ、廃プラ、埋め立てゴミと仕分けしています。発砲スチロールも山のようにありました。
その中で 串本節人形の材料を集めて 衣裳ケースに入れて保管をしています。店を閉めて落ち着いたら整理して 再び作ることができるように準備しようと思っています。母が元気なうちに作り方を教えてもらおうと思うのです。これが再出発のひとつです。

まだまだ しなければいけないことがいっぱいあって 税金の申告もまだ出来ていないし うろうろしてます。
3月31日の閉店までに 片付けていこうと思います。
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# by paopaoy | 2016-02-12 21:51 | 店のこと | Comments(0)
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