夕方 食卓の椅子に腰掛けて 本を読んでいたら
右側の窓の外が 赤く感じて 立ち上がってみたら
夕焼けでした。
西の空が赤く染まっていたのでした。
外に出なくても 家の中から見える、というのは
驚きでした。
朝は 6時前に起きますが トイレに入ると 眩しくて
こちらは 朝日が見えるのでした。
時期は限られていますが タイミングがよければ
朝日も 夕陽も 家の中にいても見えるのです。
そういえば 先月の満月の夜、 縁側のカーテンを
開けたら まんまるのお月様が見えました。
ふとんの中で 月見ができる!と嬉しくなりました。
開けっ放しでは眠れないので 閉めました。
20年も前のこと 岸田衿子さんの随筆集の中に
「太陽が海から昇って海に沈む島」と この紀伊大島の
ことが書いてあるのをみつけて 読んだことがあります。
残念なことに 図書館で借りたその本の題名を忘れて
探せないのです。
家の中からだと 海は見えないけれど 確かにこの島では
太陽は 海から昇り 海に沈んでいます。
一日中この島で お日さまを追いかけて
月や星を眺めていたいな~。