ある日、新聞を読んでいたら 読者の投稿欄に書いてあった。
「クラシックの曲が好きで聴いていたら 窓辺に雀がたくさん
並んでいることがあって気になっていたら どうもト長調の曲が
流れている時に集まってくるらしい。・・・調べてみたら 動物園で
動物たちに 色んな曲を聴かせると やっぱりト長調の曲に聴き
入っている様子だったということがわかった。」と。
それから ト長調の曲って何があったのだろうと考えた。
動物が心地良くなる音楽は モーツァルトか、バッハかな・・・
その前に ト長調を おさらいしなければ。
ト長調とは・・・#がひとつついている。「シ」の音。
最後の音が 必ず「ド」になる。
特徴は 軽く流れるような響きを持つ。小編成で室内楽的な曲が多い。
そういえば 大好きな曲があった。
ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」 それから マーラーの
交響楽第4番。
チューリップの「サボテンの花」も ト長調だった。
以前、飼っていたケチャがまだ子犬だった頃、キーが10しかない
小さなアコーディオンで 「エーゼルワイス」や「故郷」をひいて
聴かせていたことを思い出した。
それが ト長調だったのかは知らないけれど。