漢字に変換できなかったので ひらがなのまま。
新明解さんにも載ってないし、これはワンゲル
用語なのだろうか?
「ぼっか」とは、重い荷物を背負って 上がったり
下りたりすること。
私たちは 学校の三階建ての校舎の階段を
本をいっぱい詰め込んだキスリングを背負って
毎日 何往復も 上がったり下りたりしていた。
昼休みには 近くの鴨川の河原まで走って
柔軟体操をしたり 腹筋をしたり 身体を
鍛えていた。
今思えば 花も恥らう年頃の娘たちだったのだ。
ひたすら 打ち込んでいたのは、ワンダーフォーゲル。
おしゃれをすることもなく 休みになれば 山に向かった。
一番きつかったのは 30kgの荷物を背負って、雨の中
比良山を歩いた時。流石に 何が楽しくてこんなことしてる
のかと思ったけど、若かったから 回復も早い。
今はもう歩けない。階段を少し上っただけで 息切れがして
ひざが笑っている。
ぼっかをしてたんだ・・と思うだけで そのころの私たちに
拍手をしてあげたい気分。
黙々と ひたすら歩いて 汗を流していた 七人の仲間たち。