一週間程前 右腕に電気ポットの蒸気で火傷した。一瞬のことだった。腕まくりしていたものだから熱かった。思っていた以上にジンジンと痛かった。
すぐに水道水を流して冷やした。まだ食事前だったのでとりあえず食べて それから何とかならんかなあと保冷剤で冷やしたり 庭のアロエを採ってきて塗ってみたり そうそう確か火傷の塗り薬があったと塗ってみたり。何が効くのかさっぱりわからず 全くの素人療法だった。
一週間経って 私の腕には5mmの穴が残った。そのままにしておけば治っていたかもしれないのに あほな私はまるで余計なことをしてしまった。粘着力の強い市販のテープを貼ってしまったのだ。剥がす時になかなかはがれなくて薄皮を引っ張って破れたところが「穴」になった。そこだけ薬を塗ってもつるりとはがれてしまうし いつまでたっても治りにくいような気がする。
気を付けていれば火傷をすることもなかったと思う。漠然と動くと不注意の事故が起こる。小さな出来事ではあるけれど 日常生活の中では困ったこと。おばかな私。
気を付けよう。右腕の5mmの小さな穴を見てつくづくそう思う。