木曜日の午後は予約の患者さんも少なく座っていることが多いので 頭の中で何やら歌声が響いてきたりする。「リンゴの花ほころび 川面に霞立ち 君なき里にも 春は忍び寄りぬ」って「カチューシャ」だ。そういえば以前 こたつにもぐっていたら「ホーヨホヨヨ」が聴こえてきたことがある。春が呼んでるよ・・・だな。
それから「早春賦」春は名のみの風の寒さや~ 谷のウグイスはまだ鳴きませぬ。
ユーミンの「春よ、来い」もあった。春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに・・・
花粉が飛ぶから 開けたくないよな・・・実際 春はつらい・・・季節としての春は美しいと思うけど 現実は厳しい。鼻にも蓋をしたい。
子どもの頃「春よ来い 早く来い 歩き始めたみいちゃんが 紅い鼻緒のじょじょ履いて おんもへ出たいと待っている」と唄った頃にも 杉花粉は飛んでいたのだろうか?
あの頃は純粋に春が来るのが嬉しかったのだと思う。
そして 単純にロシア民謡のマイナーなメロディが好きだなあと思う。日本語の歌詞も文語調で口ずさむのにいい。高校生の頃 マンドリンで弾いていたけど アコーディオンの音も哀愁があっていいな。歌声喫茶を思い出した。古いね~。