金曜日の夜はピアノのお稽古で 毎日弾いているのだから大丈夫と思っても 先生の前に行くと緊張してうまく弾けない。
一人で弾く時はなんとか弾けても 二台のピアノで先生と連弾になると ますますあせってしまって間違える。
これではいつまでたっても発表会は無理だね、と自覚している。
それどころか、昨夜はもっと大変なことになってしまった。
ソナチネ4番の半分が やっと終わって次のところを先生に弾いていただいたら とんでもなく難しくて こんなの弾けないよと思っていたら「右手で弾いてみなさい。」と言われて 目は楽譜を追いつつ右手はたどたどしくも鍵盤を辿り弾いていたら 急に額から汗がぽたりと流れ 眠くもないのに生欠伸が出始め 胸のあたりがもやもやとなり 困ったことに下腹がしくしくと痛くなり もうギブアップ!なのに とにかく終わりまで弾かなくちゃと必死なのでありました。
弾き終わったら 先生が「何だか疲れた顔してるわね。」とおっしゃって 私は「ありがとうございました。」というのがせいいっぱいで 車に辿り着いたものの動けなくて ふと思い出したのは この近くに知人のKさんがいる!ってこと。
すぐにTELしてお邪魔した。ちょうど出先から帰ったばかりだそうで 助かりました。
トイレをお借りして 熱いお茶まで入れていただき本当にありがとうございました。
Kさんは 私の様子を見て「それはもしかして血圧が急に上がったのではないかしら。」ということで 確かに更年期の頃にこういうことが多々あった。久々に極度の緊張に体が「もう無理だよ。体は限度を超えてるよ。」と反応したのだろう。
私の意識より体のほうが正直だったのだと思う。
店を閉めてからの私は空回りばかり。無駄な動きばかりしていた。
疲れているのにじっとしていられなくてうろうろしていた。
さすがに今日はもう動けなかった。
でもピアノはやめないよ。ぼちぼちやります。難しいのが面白いと思えるので。
先生の前で緊張しない!というのが 今後の目標・・・かな。