閉店を3月31日に決めたのは 残っている商品を売ってしまうということが難しいことと思っていたからだった。そう簡単には売れないだろう、たくさん残ってしまったらどうしよう、と正直頭を抱えていた。
ところが1月4日から半額セールを始めたら あれよあれよと売れていったのだった。
と言う訳で 店の中の商品が大幅に減り寂しいほどになってきた。ありがたいことでした。
3月になって 店にいても誰も来ない時間もあり 思い切って店を閉め(短時間です) 姉のグランドピアノを弾きに通っている。ペダルを踏むのよ。店の近くにあるから30分程使わせてもらう。ありがとう!おねえちゃん。
おかげさまで なんとかペダルを踏むタイミングがつかめてきた。
ブルグミュラーの「アベマリア」とソナチネ4番。楽譜にはペダルがないのに先生が印を書いて練習するようにとおっしゃるので。右手と左手が違う動きをする上に 目は楽譜を見て 右足はペダル、頭は真っ白ってか。
店はからっぽ。頭は真っ白。これからのことを考えたら お先真っ暗・・・か。
いいや!(これはそれでよいというのではなく いいえ!)負けへんで。まだまだこれからや!
店も 自分もからっぽになって もう一回仕切りなおしや。と思うことにする。
ピアノも三味線もお稽古したら 人より時間がかかるけど弾けるようになった。肝心なことは 簡単にあきらめてしまわないこと、だと思う。