三年前に父が亡くなって お経を聴く機会が多くなった。
ずーっと気になっていたのが「もらもらもきもき」という
言葉。
お経のお題も知らなければ 漢字も意味も何もわからないまま
いつも音楽のように耳に入ってきていた。
これは禅宗のお経で 題名が長いし 私には変換できない。
もちろん ブログを書く前にネットで調べてわかったのだけれど。
「なむからたんのー とらやーやー
なむおりやー ぼりょきちー
しふらやー ふじさとぼやー
もこさとぼやー もこきゃるにきゃやー」
「もこもこ」といえば「もこ もこもこ」
私の大好きな「元永定正さん」の絵本!だ。
「山下洋輔さん」との「もけらもけら」もある。
この「千手千眼観自在菩薩廣大円満無◎大悲心陀羅尼経」は
二つの訳が書いてあって 禅宗になる前のインドのシヴァ神
とか ハリ、ヴィシュヌ神がでてくる。
注・・◎のところは 石偏に疑という字が変換できなかった。
これを覚えて 今度の法事の時に唱えてみたい。
「さぼさぼー もらもらー もきもきー
りといん くりょーくりょー けも」
意味は「真言を憶念したまえ、憶念したまえ。(憶念する)
行為をなしたまえ、なしたまえ。(真言を憶念する行為を)
成就したまえ、成就したまえ。」
[禅宗の陀羅尼]木村俊彦、竹中智泰著より