6月3日のエルトゥールル号追悼式に 慰霊碑の前で 大島小学校の子どもたち 大島中学校の学生さんたち そして樫野老人クラブの方々と一緒に歌うために 樫野地区の有志として追悼歌を歌う仲間に入れてもらって 3月末から練習を続けてきた。
4月7日に父が亡くなり もう歌えないかな・・・と思ったけれど
追悼歌だもの 歌わせていただこうと 練習を続けた。
今はもう無くなってしまった樫野小学校の子どもたちが ずっと歌い続けてきた
この歌を 樫野小学校の卒業生の連れ合いが歌って 教えてくれた。
子どもが歌うには 難しい文語の歌詞に 哀しくも美しいメロディだと思った。
今でも この歌を大島小学校の子どもたちが 歌い継いでいる。
エルトウールル号が遭難して 120年目の今年は 今まで以上に多くのイベントが準備されている様子だけれど 私は 樫野の人たちが追悼歌を歌うことができるということが嬉しい。ずっと樫野で暮らして トルコのお墓を守ってきた人たちが
追悼式に参加して 追悼歌を歌うのだ。
その場にいて 一緒に歌えることが嬉しい。
私にとっては これは奇跡に等しいご縁だと思っている。
樫野出身の連れ合いと一緒になって 今樫野に住んでいて ちょうど120年で。
6月3日 心をこめて歌います。
樫野の海で亡くなられたエルトゥールル号の方々の御霊に届きますように。
そして亡くなった父 祖父 エルトゥールル号の乗組員を治療した曽祖父にも
届きますように。